<福善君と女官の事件 「チャン・オクチョン」あらすじ 補足>

「チャン・オクチョン」には粛宗以外の王族男子が何人か登場します。そのうちの一人である福善(ポクソン)君が、女官と恋仲になって大妃(明聖王后)一派に追及されるという事件が1~2話で描かれました。

福善君は実在した人物で、「紅袖之変」と呼ばれる王族と女官の事件も粛宗期に実際に起こっていますが、詳細は少し違います。女官と通じたとされているのは福善君の兄弟である福昌君と福平君で、福善君は女性関係はあまり派手ではなかったようです。

彼ら3兄弟は「三福」または「諸福」と呼ばれており、仁祖の孫として自由に宮殿に出入りしていました。仁祖の曽孫にあたる粛宗にとっては頼れる親戚のにーちゃん的存在で、とても仲がよかったとか。しかし別の見方をすれば、粛宗に次いで王位継承権を持つ王族であるため、明聖王后にとっては息子の将来を阻むかもいれない警戒すべき存在。おまけに3兄弟が南人派だったので、明聖王后がここぞとばかりに弾劾したのです。

結局、三福は罪を認めず、粛宗も彼らをすぐに釈放しました。ですが、西人派と南人派の党争はげしいこの時代、紅袖之変をきっかけに、三福は破滅への一途をたどります。

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