<「チャン・オクチョン」あらすじ 15話>

第15話「王宮への野心」(全35話版の15話です)

粛宗イ・スンとチャン・オクチョン(張玉貞)が結ばれちゃいました~。「宮殿に戻りしだい側室にする。二人で過ごす館も建てる。そして可愛い子を産んで・・・」とラブラブモードな粛宗を、婚礼前に側室をめとったら波紋を呼びますと諫めるオクチョン。「幼い頃、そなたを妃にすると言った子を覚えているか?」と粛宗が聞いた途端、大妃(明聖王后)が危篤との知らせが舞い込みます。

あの娘は南人派の指示で殿下を誘惑したのです!と、宮殿に戻った粛宗を責める大妃。私が惚れたのです!と粛宗が反抗します。その頃、納采(ナプチェ)の儀をすっぽかされたミン氏(仁顕王后/ミン・ユジュンの娘)は一人で待ちぼうけです。

亡くなった元敬王后付きだったチェ尚宮が迎えにきたので、粛宗の使いだと思ったオクチョンがついていくと、小屋に閉じ込められ、ミン・ユジュンが登場。エライ人なのに汚い仕事もやるんですね~。私は王の女!このような仕打ちは謀反も同然!とオクチョンは歯向かい、清へ行けという命令も聞かないので、小屋に火をつけられました。煙に巻かれながら、オクチョンは幼い頃の粛宗との出会いを思い出します。

ミン・ユジュンの計画は、妓生を通じて豪商チャン・ヒョン(オクチョンの父の従兄)に伝わっていました。手下グァンソンが救出し、やがて目覚めたオクチョンにチャン・ヒョンが語ります。「王はお前が死んだか消えたと思っている。お前は愛されていても捨てられるが、ミンの娘は寵愛されなくても名家の娘というだけで王妃になった」。復讐心がメラメラしたらしいオクチョンは、粛宗と正一品の嬪の座を望み、国舅になり血族が王になるという叔父の望みを叶えると宣言するのでした。

粛宗と結婚したいミン氏は、大妃や西人派をなだめて混乱を防ぐことを条件に、粛宗に取引を申し入れました。「胸を焦がして情を注いだ初恋の人がチャン・オクチョン。それでも王妃になりたいのか」「なりたいです。自尊心を守ってくださるなら王様の女を捜します」

宮殿に入る王妃ミン氏(仁顕王后)の輿を挑むように見つめるオクチョン。気づいた王妃は不安げに簾を下ろさせます。粛宗は初夜も王妃に触れず仕事に戻り、オクチョンのための館を建設させ、東平君イ・ハン(粛宗のいとこ叔父)と一緒にオクチョンを捜索。王妃もオクチョンの行方を探しています。そんな折、オクチョンが生きていると知った大王大妃(荘烈王后)が、オクチョンを宮殿に呼びました。

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