<「チャン・オクチョン」あらすじ 21話>

第21話「張禧嬪の称号」(全35話版の21話です)

離宮で粛宗と過ごしたい淑媛チャン・オクチョン(張玉貞)は、懐妊しているので迷ったものの、最終的には馬に乗ることを選択。しかし落馬してしまい、宮殿に運ばれます。馬が暴れたのは、ミン・ユジュン(仁顕王后)はチュ尚宮に命じて司僕寺(サボクシ)の馬に何かを飲ませたからのようですよ。大妃(明聖王后)や王妃(仁顕王后)ら女性陣とは別に離宮に向かっていた粛宗はすぐさま飛んで帰りました。

粛宗を悲しませたくないオクチョンは、懐妊したことも流産したことも黙っておくことにしました。しかし就善堂(チソンダン)の部屋から漏れ聞こえてくるオクチョンと宮女オム・シヨンの話から全てを知ってしまった粛宗は、医官を問い詰め、懐妊を知っていたのは大妃だけ(じゃないですよね?)と確認。内侍ヤン・グンに司僕寺を調査させます。

さらに粛宗は大妃を責め「チャン淑媛は王子を産んだも同然。嬪に任じてほしい」と申し入れました。オクチョンには「息子を産め。そうすれば約束の服を仕立てよう。ヒ長子を産んでくれたなら王位を継がせよう」と話し、抱き合います。王妃はそのようすを物陰から見ているのでした。

「もう我慢しません。いつも“掟どおり”とか“知らなかった”とおっしゃいますよね?」とオクチョンが王妃に宣戦布告。王妃を守ってくださいとミン・ユジュンに頼まれた大妃は、オヨヨと泣き崩れて粛宗に謝りました。次に大妃はオクチョンを呼び、男子が授かるという湯薬を与えて飲ませ、「側室の子は王妃の子だ」と告げ、自分の手首に小刀をあてて同意を迫ります。

子供ができない脈だと診断され、ショックを受けた王妃は、宮殿から下がらせてくださいと願い出ますが、「禧嬪の子を奪って西人派の王として育てる」と大妃が引き止めます。オクチョンは医官を呼び出し、王妃が妊娠できないことを確認しました。

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