<「チャン・オクチョン」あらすじ 25話>

第25話「世継ぎ誕生」(全35話版の25話です)

生まれたばかりなのに髪の毛フサフサな息子ユンを抱いて大喜びの粛宗イ・スン。早速「元子(ウォンジャ)」と呼びますが、側室・張禧嬪(チャン・オクチョン)の子を元子にするのにもちろん西人派は大反対です。そんな臣下の前で粛宗は、司憲府持平イ・イクスがオクチョン母ユン氏の輿を焼き払った件を「尚宮も宮中を輿で移動するのになぜ禧嬪にだけ厳しいのか?オレの威厳への挑戦だ!」と怒りました。

ここのところ体調が悪いらしい粛宗は、オクチョンが側室のままだといざこざが絶えないと東平君イ・ハンに話し、“換局”を口にしました。そして御前会議で、王子ユンを世子に冊立すると宣言。大ブーイングの西人派に、“用捨黜陟(ヨンサチュルチョク)権(朝廷を改編できる王の権限)”をチラつかせて脅した後、胸を押さえて倒れました。

ミン・ユジュン(仁顕王后父)たち西人派は、粛宗が倒れた隙に乗じて王妃(仁顕王后)に垂簾聴政させようと企み、禧嬪の子を王にするのは気に食わないから燕山君みたく廃位してもいいかな~などと考えています。

王妃はオクチョンの粛宗との面会をシャットアウト。そして、大妃様との約束を覚えているか?と王子ユンの引き渡しをオクチョンに要求。私は呂雉のようにそなたを人豚にしたり息子を毒殺したりしないが宮殿を追い出したり尼にさせたりはする・・・と言い、王子ユンを奪いました。

粛宗に資金援助していたヒョン・チス(清国の商人チン大人を名乗っているが実はオクチョンの幼なじみ)は、今度は西人派に手を貸すことに。そうすれば側室のオクチョンが追放されると思っているようです。

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