<「チャン・オクチョン」あらすじの合間に>
歴史ドラマでは悪者として描かれることの多い張嬉嬪こと嬉嬪チャン氏(チャン・オクチョン)と、やさしい人格者として描かれることの多い仁顕王后ミン氏。対してこのドラマでは、粛宗とのラブストーリーが軸なので、気は強いがフツーにいい人な禧嬪チャン氏、他のドラマほどいい人でもない(というか両班娘らしくフツーに上から目線の)仁顕王后が登場します。
仁顕王后ミン氏の父ミン・ユジュンは絵に描いたような悪代官だし、冒頭では淑嬪チェ氏(「トンイ」の主人公)が盗みを働いた下女設定で出てきたのでびっくりしましたね。おもしろいドラマをつくる!これまでとは違う新解釈で描く!というよりも、とにかくこれまでのドラマを逆をいくことを目的につくられているような印象も受けるのですが、それはそれで楽しみながら観ています。衣装もきらびやかですね。
そして粛宗役のユ・アインさんが、少年と青年の間のイイ感じの年頃をとっても素敵に演じています。見ていて気持ちのいいお顔。まだお若い方なのでこれから印象も変わっていくのだろうと思いますが(現にちらりと見かけた現代ドラマではあまりピンとこなかった)、また機会があれば時代劇にも出てほしいな~と思います。
オクチョンが寵愛を受け始め、これからドラマも後半。張禧嬪ドラマの華ともいえる賜死シーンがどんなふうに描かれるかを楽しみに視聴していきたいと思います。
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