<「チャン・オクチョン」あらすじ 28話>
第28話「募る不安」(全35話版の28話です)
「恨まないでください。殿下に愛されるためにこの座が必要でした。名家の王妃様は努力する必要はありませんが、私は追い出され流産までしました」と語る王妃チャン・オクチョン。廃妃ミン氏は中宮の座のことを「常に不安が付きまとう座」だと言い残して去り、入宮の記念に粛宗から賜った感古堂で暮らします。王妃実家の元使用人で今は宮殿勤めをしているチェ氏(後の淑嬪)が顔を見せに来ていますよ。
オレを国舅にしてくれる約束は?と豪商チャン・ヒョン(オクチョン父の従兄)がせっつきにきました。オクチョンは適当にかわし、カン氏(針仕事を教えてくれた恩人)の店に火をつけた入れ墨のある男を探してほしいと依頼。チャン・ヒョンがムカついています。
不安にさいなまれ、粛宗の浮気を疑うようになったオクチョンは、勘違いで宮女をビンタするなど、行動がエスカレート。東平君イ・ハン(粛宗のいとこ叔父)に相談しているところを、粛宗に見られてしまいました。東平君のオクチョンへの想いに気づいている護衛隊長チョ・ヒョンムは、東平君を牽制します。
粛宗は早くも南人派に不満を抱き、流行り病の対策も家屋不足問題も何も対策しない!と叱りつけています。粛宗の気に障る上訴を出すと罷免や流刑にされるので、南人派は及び腰らしく、「西人派はよくやっていたものだ」と妙な感心をしています。
以前、ミン氏を罠にはめるために毒を仕込ませた宮女がまだ都にいるのを発見して追いかけるチャン・ヒジェ(オクチョン兄)。見失った宮女を、ヒョン・チスが捕まえ、事情を探りました。オクチョンが毒を飲むという危険をおかしたと知り、チスがショックを受けています。
「王妃様用の輿」を贈ったチスが、粛宗やオクチョンと対面。そういやおもしろいウワサ話を聞きましてね~と宮女から得た情報をチスが話します。オクチョンの自作自演を知っている粛宗は笑い飛ばしてごまかし、その横でオクチョンは凍りつきます。自作自演がバレていないと思っているオクチョンは、粛宗に会うなとチスに命令。その後、粛宗に色目を使った宮女に懐妊できない薬を飲まそうとするなど、次第にヒステリックになっていきます。
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